朝、会社のWindows PCを立ち上げたところ、なぜかOneDriveが同期されなくなった。
普段からOneDrive上のファイルを前提に作業しているので、これはかなり困る。
そして、実は今回2回目のトラブル。前回は割とすんなり解決できたので、その流れをnoteにまとめた。

今回も同じトラブルだったので、同様の手順を試みたが・・・解決できず。
一応、最終的には解決できたので、本記事ではnoteの内容も含めて記録を残しておこうと思う。
同じトラブルで悩まれている方の参考になれば幸いです。
発生した症状
Windows PCのOneDriveアプリで、なぜか同期が止まっている。
サインインしようとすると、以下のウィンドウが表示される。

- 「これにはインターネットが必要です。」と表示される
- PC自体はネットにつながっていて、ブラウザを開いたりできる。
- エラーコードは 0x800704cf
- サインインしても「読み込み中…」から進まない
- ブラウザ版OneDriveには普通にアクセスできる
- エクセルなどのOfficeソフトは普通に使える(アカウント情報が反映されている)
- 新しいWindowsユーザーでサインインし、OneDriveを起動したら、普通にサインインできる
実際に試した手順
以下、筆者が実際に行った内容を時系列で。
OneDrive のリンクを解除
OneDriveの設定画面から「このPCからリンクを解除する」を実施。
その後、再度サインイン。
結果は変わらず。
PreSignInSettingsConfig.json を削除
Win + R で以下を開き、設定フォルダに入る。
%localappdata%\Microsoft\OneDrive\settings
その中の PreSignInSettingsConfig.json を削除して、OneDriveを再起動して再サインイン。
このファイルは、OneDriveのサインイン前後の設定や状態を保持するローカル設定ファイル。
破損や古い情報が残ると不具合の原因になることがある。
結果は変わらず。
Windowsのプロキシ設定を確認
OneDriveアプリだけが、Windowsのプロキシ設定や中継設定の影響を受けて通信失敗することがあるらしい。ということで念のための確認。

確認したのは次の2点。
- 「設定を自動的に検出する」→ オン
- 「プロキシ サーバーを使う」→ オフ
もともと問題のない設定。
結果は変わらず。
資格情報マネージャーでOneDrive / Microsoft関連の資格情報を削除
ここで1回目のトラブルは解決。手順は次の通り。
- Windowsの検索で 資格情報マネージャー を開く
- Windows 資格情報 を開く
- OneDrive / Microsoft 関連の資格情報(以下)を削除
- OneDrive
- MicrosoftAccount
- MicrosoftOffice
- その他、OneDriveやMicrosoftに関係すると思われるもの
- PCを再起動

正常にサインインできるようになったため、この時点では、
- Windowsに保存されていた古い資格情報
- 壊れた認証キャッシュ
- OneDriveアプリ側のサインイン情報の不整合
あたりが原因だった可能性が高い。
OneDriveアプリの再インストール
2度目の同様のトラブルが発生。
STEP 4では解決せず・・・
ということで、OneDrive アプリをアンインストール → 再インストール。
結果は変わらず。
WinHTTPプロキシを確認
WinHTTPに古いプロキシ設定やおかしな中継設定が残っているかも・・・ということで、
コマンドプロンプトを開いてnetsh winhttp show proxy を確認。

結果は直接アクセス(プロキシ サーバーなし)。
なので、WinHTTPの隠れプロキシ設定が原因という線も薄い。
もしプロキシサーバーがあるならnetsh winhttp reset proxyを実行してリセットすると直るかも。
OneDrive / Microsoft 認証まわりのローカルデータを退避し、Windowsに作り直させる
OneDriveを完全終了し、%localappdata%\Microsoft の中にある以下のフォルダをリネーム(_oldを末尾に付けただけ)。
- OneDrive
-
OneDrive_old に変更
→ OneDriveアプリのローカル設定やサインイン周辺データ - IdentityCache
-
IdentityCache_old に変更
→ 認証キャッシュ - OneAuth
-
OneAuth_old に変更
→ Microsoftアカウント認証関連データ - TokenBroker
-
TokenBroker_old に変更
→ サインイントークン管理まわりのデータ
その後、OneDriveを再起動して再サインイン。
「読み込み中…」の画面が遷移し、ようやく正常にサインインできた。
まとめ
今回のトラブルでは、STEP 7でリネームしたフォルダの一部または複数が壊れていたか、不整合を起こしていた模様。
資格情報マネージャーの削除だけで直るケースもあるが、再発したり、読み込み中から進まなくなったりする場合は、
「Windowsユーザー配下の認証キャッシュやOneDrive設定そのものを退避して再生成させる」ところまで必要になることがある。
- ブラウザ版は使える
- Officeも認証されている
- でもOneDriveアプリだけおかしい
という事態に遭遇した場合は、今回の手順を試してほしい。
